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香住泰の書籍一覧

1997年 小説推理新人賞受賞、2001年 大阪ミレニアム・ミステリー賞-大阪21世紀協会賞受賞、2014年 本のサナギ賞-優秀賞受賞。

【主な著作】
『錯覚都市』(双葉社)
『牙のある鳩のごとく』(角川春樹事務所)
『ホノルル臨時探偵局 過酷な楽園』(BookWay)
『稲荷山誠造 明日は晴れか』(ディスカヴァー)
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もぎ取れ!3億円大作戦 丹馬九重市役所特命係のおかしな1日
書店員さん激推し! 市役所発、痛快ドタバタコメディ

ピンチの数だけ、奇跡が起きる。
崖っぷちコンビが挑む、非合法スレスレの資金調達ミッション!

東京で挫折し、故郷の丹馬九重(たんばここのえ)市に戻った主人公・弓沢(ゆみざわ)は、市役所のアルバイトに採用され、正規職員を目指していた。
担当していたリゾートの開発計画が頓挫し、あわやクビというところで、市役所の問題児・櫛間(くしま)とタッグを組み、市の財政難を解決する特別プロジェクトに従事することに。

作戦名は「ライオンのひげ」。
それは資産家たちを、防犯カメラの映像を利用して巧みに説得し、合計3億円の寄付を募るというとんでもないプロジェクトだった。

謎の相棒・櫛間の驚異的な場を読む力と話術により、作戦は意外にもうまくいき始めるが、
とある人物に寄付を持ちかけてしまったことから、二人は大きな事件に巻き込まれていき……

【全国の書店員さんから推しの声、続々!】

第1回「本のサナギ賞」を『稲荷山誠造 明日は晴れか』で受賞した著者・香住泰さん待望の最新刊。
キャラの立った登場人物、テンポよく進む物語、臨場感あふれる場面転換、手に汗握るハラハラドキドキの中にユーモアのスパイスが効いた緊張と緩和。
正にページを繰る手が止まらない、一気読み必至の痛快エンターテイメント作品である。
(高坂書店 井上哲也)

***
たちの悪いおっさんとあくどい寄付集めに奔走するとんでも話!
なのに読後感はほっこり。
(旭屋書店 新越谷店 猪股宏美)

***
小説だからこそ面白い! 現実なら怖いです・・・
タダほど怖いものはない。自分もいつ足元をすくわれるかと思うと、ゾッとします。
パンフレットを見るたびに、この物語を思い出しそうです。
どうか最恐コンビが目の前に現れませんように。
(明文堂書店 高岡射水店 野口陽子)

◆目次
第1章 捨て身のふたり
第2章 あの手この手
第3章 崖っぷちの大勝負
エピローグ
1,100円(税込)
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想いをつなぐハイウェイ 幸せジャンクション2
出会いの数だけ、道がひらける。

退職金代わりに手に入れたキャンピングカーで、東へ西へ、人助け。
小さな優しさが奇跡を起こす、人情ロードノベル!


勤務先の運送会社が倒産し、
退職金代わりにキャンピングカーを手に入れた主人公・浜浦遼二。
困っている老婦人に手を差し伸べたことをきっかけに、
介護福祉士の多智花夕夏とともに「ちょっとした手助けの旅」に出ることに。

今回の旅のミッションは、名古屋から東京へのアロワナ運送。
そしてその帰り道に、老婦人を兵庫まで送り届けるというものだった。

ところが、新しい依頼が舞い込んだことによって
旅は思いがけないほうへ進んでいく。
道中、たくさんの出会いがあるなかで
浜浦と多智花の異色コンビは、また新たな人生の分岐点を迎えるのだった――

「心があたたかくなる」「爽快感が心地いい」と大好評の
『幸せジャンクション』の名コンビが、今度はいったいどんな旅に出るのか。

ぜひ、お楽しみください。


▼目次

第1章 いざ東へ
第2章 再会そして新たな出会い
第3章 それぞれの終着点
あとがき
1,650円(税込)
0件
幸せジャンクション ──キャンピングカーが運んだ小さな奇跡
書店員さん激賞!心がじんわりあたたまる旅物語

人生の分岐点は、突然やってきた。
訳あり主人公の人生を変えた、三泊四日のキャンピングカーの旅

勤務先の運送会社が突然倒産し、途方に暮れる主人公・浜浦遼二は
社長の計らいで、退職金代わりにキャンピングカーを手に入れる。
そして、不思議な縁に導かれ、キャンピングカーを使った人助けの旅が始まることに。
困難を切り抜けていく浜浦だが、実は過去に秘密を抱えていて……。

【書店員さんから激賞のコメント、続々!】

日々、いろいろな情報が錯綜する中で、気持ちが明るくなるような、自分の人生も悪くないなと思えるような出来事に出会いたいと思う時があります。個人的に、小説が好きな理由がここにあると思っています。
なかなか気持ちに余裕が持てない時、人にも自分にもやさしくできない時、ほんのちょっとのきっかけがほしい。本書には、そんな人のお手伝いが出来る力があると思います。
一家に一人、浜浦さん!!富山にもキャンカータクシー来てくれますか??
(明文堂書店 富山新庄経堂店 野口陽子)

***
この物語、ほとんど嫌な人が出てこない。でも、この物語はそれで良い!
何か訳ありで、人と距離を取ってきたはずの主人公が、ひょんな事からキャンピングカーという非日常感のあるものを手に入れて、自分本来の姿を取り戻していく。
その過程で偶然出会う人々の生き方に影響を与える、不思議な魅力のある主人公だった。
私も何かで悩んだ時、浜浦さんとお話ししながらキャンピングカーで旅してみたい!
(東京旭屋書店 新越谷店 猪股宏美)

***

人との繋がりが薄れている今こそ読んで欲しい!
キャンピングカーを通して、偶然出会ったワケありな人たちが織りなす心温まる物語。
ドライバーの浜浦さんと一緒にどこまでも旅を続けたい…読み終わるのがもったいない作品です。
(BOOKSなかだ 斉藤兼子)

◆目次
第1章 突然の出会い
第2章 大変な一日
第3章 十年前と、これから
1,650円(税込)
0件
稲荷山誠造 明日は晴れか
関西の金融会社会長、稲荷山誠造(いなりやませいぞう)のもとに、既に縁を切った娘、桃代(ももよ)の息子――すなわち孫の翔(しょう)が訪れ、「お袋がいなくなった」と告げる。金のことしか頭にない頑固物だが、パワフルな行動力と肝っ玉をもつ誠造(70歳)と、大食いなだけで頼りない翔(19歳)。
かみ合わない爺孫(じじまご)コンビは、桃代を見つけ出すことができるのか!?
1,650円(税込)
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