「バックアップは取っているから大丈夫」という過信が、企業の存続を危うくしています。ランサムウェア攻撃が高度化する現代、バックアップデータそのものが最初に狙われ、いざという時に復元できない事態が多発しています。本書は、情シスとして実際に被害を経験した著者が、その教訓を元に「本当に使える」バックアップの設計思想を徹底解説した一冊です。
Immutable(不変)バックアップ、物理的・論理的なAir-gap、クラウド時代のWORM活用など、最新のキーテクノロジーを網羅。単なるデータのコピーではなく、RTO/RPOに基づいたビジネス復旧のための戦略を学べます。オンプレミス、クラウド、SaaS、そして製造現場のOTシステムまで、対象ごとの具体的な対策を提示しています。
「3-2-1ルール」の進化形である「3-2-1-1-0」など、現代の脅威に即した新しい標準についても詳しく触れています。業種別の実践的な事例も豊富で、現場の担当者から経営層まで、データの「最後の砦」を守り抜くための必読書です。本書を読み終えたとき、あなたは自信を持って「復元できる」と言えるようになっているはずです。
【目次】
第1章 バックアップが"最後の砦"と言われる理由
第2章 バックアップを分類する5つの軸
第3章 バックアップ基盤の選択肢と設計思想
第4章 現代バックアップのキーテクノロジー
第5章 あなたはバックアップで"何を守る"のか
第6章 バックアップ戦略の設計と3-2-1ルールの進化
第7章 現場事例(業種別バックアップ設計)
第8章 今日からできる最強バックアップの作り方
第9章 最後に
目次プレビュー
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- 目次
- 第1章 バックアップが"最後の砦"と言われる理由
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2.1 場所で分類する
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2.2 方法で分類(フル/差分/増分/スナップショット)
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2.3 対象で分類(サーバー/SaaS/k8s/エンドポイント)
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2.4 思想で分類する(Immutable/Air-gap/WORM)
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2.5 目的で分類する(バックアップ/DR/アーカイブ)
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2.6 分類の組み合わせで"最適解"が変わる理由
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5.1 一番事故が多いサーバー・VM領域
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5.2 データベースのバックアップは整合性を保つこと
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5.3 SaaSデータのバックアップ
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5.4 エンドポイント(PC・モバイル)の"隠れたリスク"
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5.5 攻撃後の復旧に必須なログ・監査証跡・IaC
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5.6 OT・製造システムのバックアップ事情
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7.1 中小企業:シンプルで回るバックアップ設計
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7.2 大企業:複雑性と統制を前提としたバックアップ設計
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7.3 製造業:OTを含めた"止めない"バックアップ
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7.4 地方自治体:法定保存と説明責任を支える設計
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7.5 金融:多層防御を前提としたバックアップの位置づけ