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「学力」の経済学

発売日: 2024/6/29 ISBN: 9784799330579 全文検索: 非対応
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教育書として異例の30万部突破!

「林先生が驚く 初耳学!」(2016/9/25,10/9,11/6放送)をはじめ、新聞・雑誌・各種メディアで話題!
社会現象にもなったベストセラーが待望の携書化!

「思ったよりカンタンだった! 」
「わかりやすくてスラスラ読めた! 」
など反響続々!

エビデンス(科学的根拠)が明らかにした費用対効果の高い教育とは?


「データ」に基づき教育を経済学的な手法で分析する教育経済学は、
「成功する教育・子育て」についてさまざまな貴重な知見を積み上げてきた。
そしてその知見は、「教育評論家」や「子育てに成功した親」が個人の経験から述べる主観的な意見よりも、
よっぽど価値がある―むしろ、「知っておかないともったいないこと」ですらあるだろう。
本書は、「ご褒美で釣ることは良いのか」ということから「少人数学級の効果」まで、
今まで「思い込み」で語られてきた教育の効果を、科学的根拠から解き明かした画期的な一冊である。

<目次>
第1章 他人の〝成功体験〞はわが子にも活かせるのか?
- データは個人の経験に勝る
第2章 子どもを〝ご褒美〞で釣ってはいけないのか?
- 科学的根拠に基づく子育て
第3章 〝勉強〞は本当にそんなに大切なのか?
- 人生の成功に重要な非認知能力
第4章 〝少人数学級〞には効果があるのか?
- エビデンスなき日本の教育政策
第5章 〝いい先生〞とはどんな先生なのか?
- 日本の教育に欠けている教員の「質」という概念

※本書は2015年に弊社より刊行の『「学力」の経済学』の携書版です。 判型以外のコンテンツは同じですので、あらかじめご了承ください。
目次プレビュー
  • はじめに─データが覆す教育の「定石」
  • 第1章 他人の〝成功体験〟はわが子にも活かせるのか?
  • 第2章 子どもを〝ご褒美〟で釣ってはいけないのか? 科学的根拠に基づく子育て
  • 「試験」と「祖母の急死」の不思議な関係
  • 教育は「一億総評論家」
  • 東大生の親の平均年収は約「1000万円」
  • 米国の「落ちこぼれ防止法」で111回も使われた言葉
  • 経済学者が示す「エビデンス」とは
  • 教育で「実験」をする
  • 「目の前ににんじん」作戦を経済学的にひもとく
  • 「テストでよい点を取ればご褒美」と「本を読んだらご褒美」 ―どちらが効果的?
  • まず「勉強のしかた」を勉強することが重要
  • ご褒美は子どもの「勉強する楽しさ」を失わせてしまうのか
  • 「お金」はよいご褒美なのか
  • 教育経済学的に正しい「ご褒美」の設計
  • 子どもはほめて育てるべきなのか
  • 自尊心は「結果」にすぎない
  • 「頭がいいのね」と「よく頑張ったわね」―どちらが効果的?
  • テレビやゲームは子どもに悪影響を及ぼすのか
  • テレビやゲームをやめさせても学習時間はほとんど増えない
  • 「勉強しなさい」はエネルギーの無駄遣い
  • 「友だち」が与える影響
  • 「悪友は貧乏神」からどう逃れるか
  • 教育にはいつ投資すべきか
  • 幼児教育の重要性
  • 幼児教育プログラムは子どもの何を変えたのか
  • 「非認知能力」とは
  • 重要な非認知能力:「自制心」
  • 重要な非認知能力:「やり抜く力」
  • 非認知能力を鍛える方法
  • しつけを受けた人は年収が高い
  • 非認知能力を過小評価してはいけない
  • 35人か、40人か?
  • 少人数学級は費用対効果が低い
  • 情報は「金」
  • 「少人数学級」と「子どもの生涯収入」の関係
  • 日本のデータを用いた検証
  • 15年間で20%以上減少した日本の教育支出
  • 「学力テスト」に一喜一憂してはいけない
  • 学力テストの順位が表すものとは
  • 学校別順位は公表すべきか
  • 行き過ぎた「平等主義」が格差を拡大させる
  • 子どもの貧困を解決するためには
  • 世代「内」の平等、世代「間」の不平等
  • 日本の教育経済学者が求めているもの
  • 第三者機関による政策評価を
  • 「いい先生」に出会うと人生が変わる
  • 教員を「ご褒美」で釣ることに効果はあるのか
  • 教員研修に効果はあるのか
  • 教員免許は「参入障壁」なのか
  • なぜ日本で研究が進まないのか
  • リンゴとオレンジ:比較できない2つのもの
  • 「反実仮想」を再現する
  • ランダム化比較試験以外の「実験」
  • 求められる教育政策のグランドデザイン
  • ランダム化比較試験の問題点
中室牧子
1998年慶應義塾大学卒業。米ニューヨーク市のコロンビア大学で博士号を取得(Ph.D)。日本銀行や世界銀行での実務経験を経て2013年から慶應義塾大学総合政策学部准教授に就任し、現在に至る。専門は教育を経済学的な手法で分析する「教育経済学」。
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