いちばんやさしいファクトチェックの教本 人気講師が教える生成AI時代の“フェイク”と向き合う情報リテラシー
発売日: 2026/10/8
想定ページ数: 240ページ
ISBN: 9784295025849
全文検索: 非対応
★★★★★
★★★★★
0件
-
-
-
-
自分はネットのデマになんて引っかからない。――そう自信を持っていえる人は、いまどれだけいるでしょうか? 生成AIの進化と普及によって、よりリアルで、より巧妙な「偽情報(フェイクニュース)」が、低コストで量産される時代になりました。そしてSNSという「拡散装置」により、それらは瞬く間に私たちの日常へ潜り込んできます。これは決して遠い世界の話ではありません。選挙や災害のたびに、真偽が疑わしい写真や動画、ニュース記事などでネット空間が満たされます。ほかにも、投資や健康にまつわる偽情報も日常的にタイムラインに流れています。そしてその「嘘」は、私たちの投票行動や購買行動、あるいは他者への評価といった「現実の行動」を確実に歪めているのです。今や、情報の真偽を見抜くスキル=「ファクトチェック」は、一部の専門家だけのものではありません。情報社会を生きるすべての現代人が身につけるべき「生存戦略」なのです。
本書では、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター教授の山口真一氏を著者に迎え、昨今のフェイクニュースの実態を多角的にひもときます。専門的なデータを基にしながら、人が嘘を信じてしまう心理、偽情報を流す側の動機などを豊富なイラストや図解を交え、老若男女だれもが「自分ごと」としてサクサク読める平易な語り口で解説します。自分や家族、大切な人を守るための必読書です。
<本書の内容>
Chapter 1 なぜいま、ファクトチェックが必要なのか
Chapter 2 なぜ人は嘘を信じてしまうのか
Chapter 3 誰が、なぜ嘘を広げるのか
Chapter 4 AIが「見分けにくい嘘」を量産する
Chapter 5 騙されない・広げないためにできること
Chapter 6 実践!ファクトチェックの技法
Chapter 7 withフェイク2.0時代を生き抜くために
-
01 日常の中に溶け込むフェイク情報
-
02 誰もが発信者になる時代──「見るだけ」でも発信している
-
03 「自分は騙されない」がいちばん危ない
-
04 タイムラインはあなたに都合よくできている
-
05 「withフェイク1.0」から「2.0」へ何が変わったのか
-
06 フェイク情報が民主主義と安全保障を揺るがす
-
07 フェイク情報は暮らしとお金にも直撃する
-
08 ファクトチェックという「情報護身術」を身につけよう
-
COLUMN 2025年・2026年に起きた象徴的フェイク事件
-
09 フェイク情報を信じたくなる3つの欲求
-
10 脳は「わかりやすい話」に弱い
-
11 何度も見ると本当に思えてしまう
-
12 信じたい情報ばかり集めてしまう
-
13 フォロワー数や肩書きに騙される
-
14 身近な人からの情報ほど疑いにくい
-
15 「みんなが言っている」が判断を狂わせる
-
16 怒りや不安が動いたときが危ない
-
17 「AIが言ったから正しい」と思い込む心理
-
COLUMN 「AIは客観的」という幻想
-
35 情報を見たら、まず一度立ち止まる
-
36 感情が動いたときこそ疑ってみる
-
37 拡散する前に自分に聞くべき3つのこと
-
38 身近な人が陰謀論にはまったら
-
39 自分の発信に責任を持つということ
-
40 SNSとの距離感をデザインする
-
41 家庭や職場でできる「騙されないルール」
-
42 批判的思考を日常の習慣にする
-
COLUMN 「すぐ広めない」が最大の防御