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白取春彦の書籍一覧

青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説書の明快さには定評がある。主な著書にミリオンセラーとなった『超訳ニーチェの言葉』のほか、『頭がよくなる思考術』『人生がうまくいく哲学的思考術』(以上ディスカヴァー刊)、『この世に「宗教」は存在しない』(ベスト新書)、『「考える力」トレーニング:頭の中の整理法からアイデアの作り方』(知的生きかた文庫)がある。
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完全版 仏教「超」入門
188万部『超訳ニーチェの言葉』の著者の出世作
ベストセラー全面改訂復刊! !
入門書を超えた入門書。
ブッダの説いた真理が今度こそわかる。

家には仏壇があり、お墓はお寺にあり、お盆やお彼岸にはお墓参りに行き、
葬式ではお坊さんにお経をあげてもらう……
こういった習慣は本来の仏教とは無関係だし、
「よいことをすれば極楽、悪いことをすると地獄へ行く」
「仏様がいつも見守ってくれる」
といった考え方も本来の仏教の教えにはなく、キリスト教の影響を受けたものだったりする。
日本人の多くが持っている仏教のイメージを覆し、
ブッダが説いた純粋な仏教を明快に解説、
「入門書を超えた入門書」としてベストセラーとなった名著に大幅加筆、完全版として復刊!

※本書は2004年6月にすばる舎から刊行され、2007年6月に加筆・修正されてPHP文庫として刊行されたものに大幅に加筆・修正し「完全版」とした。
1,100円(税込)
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ヴィトゲンシュタイン 世界が変わる言葉 〈エッセンシャル版〉
それまでの哲学をひっくり返した天才、ヴィトゲンシュタイン。
難解と言われる彼の文章に『超訳ニーチェの言葉』の白取春彦が挑み、
読者の視点を変え、人生と世界が新しく見えてくる鮮烈な言葉を誕生させた。

「きみがいいと思ったら、それでいい。誰かから何と言われようと、事実が変わるわけじゃない」
「きみ自身がきみの世界だ。きみの生き方で、きみの世界はいくらでもよくなっていく」
「内心や胸の奥の気持ちといったものがそれほど重要なのだろうか。
その人の表情や態度に表れているものよりも、本当に重要だと考えていいのだろうか」


ヴィトゲンシュタインとは

ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタインは1889年4月に
オーストリア・ハンガリー帝国の帝都ヴィーンに生まれた。
父カールの八番目の子、五人の兄弟と三人の姉妹の末っ子だった。

(中略)
兵士であった五年間も含めて六年越しで書かれた原稿は
1922年に独英対訳の単行本としてイギリスで出版された。
これが有名な『論理哲学論考』であり、ヴィトゲンシュタインの生前に刊行された
ただ一冊の哲学書である。この薄い一冊が当時の哲学界に衝撃を与えた。
従来のほぼすべての哲学を真っ向から否定した書物だと思われたからである。

とはいっても、従来の哲学書のここかしこがまちがっていると指摘したのではない。
人間の論理的な思考と表現に用いる文章(命題)というものが
いったい世界のどこまでを伝えうるものなのか、
どこまでしか伝えられないものなのかを論理の点から考察したのである。

ふつうの人々から見れば、『論理哲学論考』は数式の入った難しい
論理学の書物にしか見えない。しかし、ヴィトゲンシュタインは
これを倫理と美学についての哲学書として書いた。
そのことは序文にもはっきりと記されている。

「この本は哲学の問題を扱い、これらの問題に問いを立てることが…
言語の論理の誤解に基づくことを示す。この本の全意義を次のような言葉にできるだろう。
“もともと言い表せることは明晰に言い表せる。
そして語りえないことについては人は沈黙する”」
(木村洋平訳)

つまり、これまでの哲学は難解な問題を扱っていたのではなく、
言葉の使い方を誤っていたために、それら問題が難解なものになってしまっていた、というのである。

哲学が取り組みながらも解明できない問題は難しいのではなく、
そもそも言語で言い表せないものを言語で表現しようとするからなのだ。
言葉で言い表せないものはただ示すしかない。あるいは口をつぐみ、
音楽や絵だので別に表現するしかないというわけである。

(中略)
自分の影響についてヴィトゲンシュタインはこう書いている。
「私があたえることのできそうな影響はといえば、なによりもまず、
私に刺激されて、じつにたくさんのガラクタが書かれ、
もしかしたらそのガラクタが刺激となって、いいものが生まれることかもしれない。
いつも私に許されている希望は、このうえなく間接的な影響をあたえることだけなのだろう」
(ヴィトゲンシュタイン『反哲学的断章』丘沢静也訳)
1,100円(税込)
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生き方はニーチェに聴け!
ニーチェは難しい哲学を説いたのではなく、
なによりも自己実現の大切さを語った人だった。
世間の硬直した価値観やしがらみから脱け出して、
自分の中にある、あらゆる可能性を生かして
自分らしく生きよというのがニーチェの訴えたことだ。

累計170万部のベストセラー『超訳ニーチェの言葉』の
白取春彦が、ニーチェに学んでこの人生をどう生きるか、
さまざまな角度から語る。
1,650円(税込)
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猫的な、あまりに猫的な 人間たちの心を猫にする“哲学猫”120の言葉
19世紀ドイツの街角に哲学する猫がいた―
すべての猫は毎日幸せだ。
他者をあてにせず、ねたまない。

ミリオンセラー『超訳ニーチェの言葉』著者渾身の新刊
1,540円(税込)
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超訳 イエスの言葉
「敵をなくす一番の方法は敵を愛することだ」
……2000年前、ローマ帝国支配下のパレスチナ地方に現れて、
圧政と宗教の束縛、貧困に苦しむ人々に愛と赦しを説いた一人の男、イエス。
彼は実際に何を語ったのか?
ミリオンセラー『超訳ニーチェの言葉』編訳者がイエスの言葉を現代によみがえらせる。
1,870円(税込)
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仏道に学ぶ 心の修め方
本書は日常生活の中でブッダの智慧を実践し、悟りに至ることを目的としている。
 誰でも、悟ることが可能なのだ。
 悟りはずっと誤解されてきた。その大きな誤解には二種類ある。
 一つ目の誤解は、悟りを得れば神通力、すなわち特別な超能力のようなものが備わるというもの。
この誤解は、ブッダという尊称で呼ばれたゴータマ・シッダールタの用いた比喩や形容の表現を、ついに悟りを経験しなかった弟子たちがそのまま事実としてとらえ、その解釈がさらに拡大したことから生まれた。
 もう一つの誤解は、実際に悟るのは凡人にとってはなはだ困難だというものだ。
 しかし、悟りがそれほど困難なものであるならば、ゴータマ・シッダールタの説いた仏法は最初から多くの人にとって縁遠いものであろう。ゴータマ自身、これは誰にでもできる簡単な方法だと述べたにもかかわらずである。

 解脱、悟り、涅槃、これらの言葉は人がある清々しい状態になったときの表現の一つにすぎない。
それらの言葉の内実は、想像や思惑や怖れをまじえずに物事をありのままに見るようになったということだ。そういう態度で生きるのが悟りの境地である。ただそれだけのことにすぎない。境地とはいうものの、超然とした場所に立つことではない。
 だから、修行によって悟ることなく、また仏教をまったく知らずとも、悟りの境地で生きている人も当然いるわけである。その態度は、物心がつかない幼児と同じである。
 悟りが仏教だけのものであるのならば、普遍的なものではない。普遍的でないならば、人間にとって真実ではない。
悟りはいつの日にか目指すべき遠い究極にあるものではなく、あくまでも出発点である。
そこから善の実現に向かって生きるのが本道である。だから、ゴータマ・シッダールタは善く生きること、人間倫理を重ねて説いたのだった。
1,650円(税込)
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人生がうまくいく 哲学的思考術
著者・白取春彦は、哲学書についてこう語る。


私は、哲学書を思考と人生経験の芸術だと思っている。
論理の正確さだの思考体系だの真理の探究ではないと思っている。
人生について考えることは、
重要度において論理のような人工的なものをはるかに越えた事柄ではないだろうか。
もし、人の生き方を論理と効率性で割り切って考えてしまうのならば、
結局のところは経済的損得勘定になってしまうだろう。
そんな味気ない虚無主義的な人生を、私個人は人生と呼びたくない。


著者は古今東西の多くの哲学書から学んだ生き方のヒントを紹介するのにとどまらず、
読者に向かって熱く呼びかけ、励ます。


この一回限りの人生を本当に生ききりたいのなら、
自分主義でいかなければならない。自分が自分のルールを決め、自分がその責任をとるのだ。



人生になんらかの物差しをあてて測定して人生の結果とするのはあまりにも小さすぎはしないか。
それよりも、何が起きてもひるまず、たじろがず、むしろ不敵な笑みを浮かべて取り組む生き方のほうが人間としても高貴ではないだろうか。


読む人は誰でも、自分の人生を肯定し、前に進む勇気が得られるに違いない。
1,540円(税込)
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ヘッセ 人生の言葉 〈エッセンシャル版〉
君だけの道を行け 『車輪の下』で知られる青春文学の巨匠ノーベル文学賞作家ヘッセが贈る人生の応援歌 『車輪の下』ほかの印象から、ヘッセには甘酸っぱい青春小説を書く作家というイメージがある。 また、スイスの自然を謳う純粋で牧歌的な詩を書く人と見られることも多い。 しかし、現実のヘルマン・ヘッセは牧歌的でも甘美でもない。 決して害のないおとなしい人間というわけではなかった。 後期の作品である『デーミアン』『荒野の狼』『ガラス玉演戯』などから明らかなように、 彼は反権威主義者であり、妥協を赦さない苛烈で強い精神と、 自己を通しながら現実を生き抜く力を持った人だった。 「自分を癒すのも、助けるのも、自分自身だ。自分の魂を動かすのは自分自身なのだ」 「悩んでいるね。悲しいことが多いね。でも、喜びなさい」 「最悪の一日も、私のかけがえのない人生の大切な一日なのです」 「どこにいても、きみがどうあろうとも、きみは幸福になれる」 ヘッセの小説、詩、エッセイ、手紙などから、 ミリオンセラー『超訳ニーチェの言葉』の白取春彦が230のの言葉を厳選した。 目次 I 自分自身の道を歩め II 悩みも悲しみも喜べ III わがままに生きよ IV 人は喜びがなければ生きていけない V この世界に愛を増やそう VI 考えるのをやめてみよう VII いつでもどこでも幸福になれる
1,100円(税込)
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