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ディスカヴァー・トゥエンティワンの書籍一覧

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介護再編 介護離職激動の危機をどう乗り越えるか
近い将来、介護職が絶滅する? 
介護職に就く人は年間22万人、しかし辞める人も20万人!
超高齢化と介護保険誕生という歴史に翻弄されてきた介護業界と介護の担い手たち。
どうすれば、介護職がやりがいを持ち、多くの人を惹きつける業界となれるのか?
語られてこなかった介護業界の課題と悩みとは、そして未来への処方箋とは?
政府で介護人材確保に奔走してきた元厚生労働省官僚と、
介護職から介護事業経営者へと上り詰めた気鋭の経営者が、
介護へのエールを込めて、真摯かつ大胆に語る。
1,210円(税込)
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ポップな経済学
「予測は難しい。とりわけ未来の予測は難しい」
 偉大な量子物理学者ニールス・ボーアが言ったとされるこの言葉から、本書を始めたい。
 未来について話す本。未来に向かって進もうとする本だ。

 これから何が私たちを待ち受けているのだろう。それをこの目で見ることはできないが、せめて手探りででも準備できることはあるかもしれない。
 そこで、なるべくたくさんの事実を紹介することを、この本の最大の目的とした。

 本書に、世界を救う処方箋が書いてあるなどとは期待しないでほしい。最新の理論もない。人々が願ってやまない、奪い取らなくてはならない、ここにしか書いていない真実などというものもない。
 So What? だからなんだって?

 私がこの本を書いたのは、世間で“Disruption”が叫ばれる今の時代に、まだ答えのない多くの問題を明らかにして、新たな課題を提起するためだ。経済学者ヨーゼフ・シュンペーターが「創造的破壊」を唱えていたように、Disruptionすなわち、「破壊」という言葉が、近い将来「創造的」という形容詞が似合う言葉になることを願って。

 本書では、経済に応用されるテクノロジーの歩みをたどっていく。経済学は今、その姿を大きく変えつつある科学だ。それは経済危機のためでもある。危機はそれを予見すべきであった経済学者を追い詰めている。しかし、科学という言葉を使う以上、経済学も他の科学と同様、これまでも進化してきたし、これからも進化して、時代のうねりの中で人々が声高に求める変化の要求に応えていくものであることを述べておく。

 そして経済学は、何よりも人の選択を研究する分野である。実際に、選択に起因する逸失利益(本来得られるべきであるにもかかわらず、債務不履行や不法行為が生じたことによって得られなくなった利益)であるオポチュニティ・コスト、トレードオフ、インセンティブといった言葉はすべて、選択の要因にまつわる用語だ。
 だから本書では、望むと望まざるとにかかわらず、私たちを巻き込んでいくエクスポネンシャル(直訳すると「指数関数的」を意味するが、これまで支配的な地位を築いてきた業界内の企業に対し、新たな競争を迫る「前例なきディスラプション」を前提とする概念)な時代の中で迷子にならないように、そして、進むべき道を見極められるように、テクノロジー・イノベーションのおかげで生まれるたくさんの可能性を整理して、わかりやすく解説する。
1,650円(税込)
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現実はいつも対話から生まれる
社会構成主義の基礎的な考えはとてもシンプルなようでいて、非常に奥深くもあります。私たちが「現実だ」と思っていることはすべて「社会的に構成されたもの」です。もっとドラマチックに表現するとしたら、そこにいる人たちが、「そうだ」と「合意」して初めて、それは「リアルになる」のです。

 あなたは懐疑的にこう反応するかもしれません。
「死が存在しないという意味ですか? この身体も太陽もこの椅子も?」
 私たちはここで、ひとつはっきりさせておかなければいけません。社会構成主義者は「何も存在しない」とか「現実などない」と言っているわけではないのです。
 重要なポイントは、人が「何が現実か」を定めるとき、常にそれは、あるひとつの文化の伝統から話しているのだということです。確かに何かは起こりました。けれど、それを描写するには、ある特定の文化の観点を通さざるをえないのです。つまり、その文化特有の言語だとか、見方、話し方を通して語らざるをえないということです。

 たとえば、「彼のお父さんが亡くなりました」ということを描写しようとすると、普通は生物学的観点から語ることになります。ここで私たちは「起こったこと」を「特定の身体機能の停止」として「構成」しているのです(けれども、医療専門家たちの間でもそれを死と確定することには同意が成立しないかもしれません。移植外科医は、かかりつけの内科医とは別の意見を持っている可能性があります)。
 他の文化的伝統においては、「彼は昇天しました」とか「彼は彼女の心の中に住み続けます」とか、「これは彼の生まれ変わりの新しいサイクルの始まりなのです」とか、「彼は苦しみから解き放たれました」とか、「彼は、彼が残した功績という遺産の中に生き続けます」とか、「彼の3人の息子たちに彼の人生は引き継がれます」とか、「この物体の原子構成が変化したのです」などと語られるかもしれません。
 こういったあらゆる文化的伝統の外に出てしまったとしたら、私たちはどのように語ることができるでしょうか?
 構成主義者にとっては、「何も存在しない」のではなく、「私たちにとっては何も意味しない」ということなのです。他の言い方をすると、「私たちの関係性」によって、私たちの世界は、私たちが「木」「太陽」「身体」「椅子」などと捉えているもので満たされるのです。

 もっと広い意味で言えば、お互いにコミュニケーションを取るたびに、私たちは、この生きている世界を構成していると言えるかもしれません。
 私たちが日頃慣れ親しんでいる伝統の中にいつづけるかぎり、人生はそのままでしょう。たとえば、「男と女」、「貧富」、「教養がある/教養がない」などのように慣れ親しんだ「区別」をしている限り、人生は、比較的予測できるものであり続けるのです。
 しかし私たちは、「当たり前だ」と考えられているものすべてに挑戦することもできるのです。たとえば、「問題」はすべての人の目に見えるわけではありません。私たちが「良し」とする世界を構成していて、私たちが価値を置いていることを実現するのを妨げるものを「問題」と見なしているわけです。
 私たちが「問題」として「構成」しているすべてのものを、「チャンス(機会)」として「再・構成」することはできないでしょうか?
 ここに、構成主義的考え方の膨大な可能性があります。構成主義者にとって、私たちの行動は、伝統的に真実だとされてきたもの、理に適っているとされてきたもの、正しいとされてきたものに制約されることはありません。
 私たちの目の前には、「イノベーション(革新)」への無現の可能性が広がっているのです。これまで現実であるとか良いと思ってきたことを捨て去らなければならないと言っているわけではありません。歴史や伝統に縛られることはないということなのです。
 一緒に話し、新しい考えを聞き、問いを投げかけ、別の(代わりの)メタファーを考えることで、新しい意味の世界の敷居をまたぐのです。未来とは私たちが「一緒に創造する」ものなのです。
(第1章より)
1,980円(税込)
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300ヤードは可能です! 2次加速理論で飛距離を伸ばす
◎何歳でも自己ベストは更新できる!
YouTube動画「簡単に300ヤードを出すスイング」が大反響。
LDAA大会レコード405ヤードを記録した
話題のヘッドスピードトレーナーがすべてを教えます!

◎ゴルフの常識は間違っている!?
「アドレスでは足を踏ん張る」
「テークバックでは体をねじってパワーを溜める」
「スイングではしっかり体重移動する」
「切り返しで腰を切る」
「フォロースルーをしっかり取る」
「重いヘッド、硬いシャフトが飛ぶ」
……これらはすべて間違ったゴルフの常識です。

飛ばしには筋力も体力も不要。平均的ゴルファーならそのままの手のスピードで250ヤードは飛ばせます。
さらにちょっとしたコツをつかめば300ヤードも可能です。

◎「踏ん張らない」「ボディターンしない」「フォローを取らない」
古武術と物理学から導き出した、脳のリミッターを外して自己ベストの限界を超える新理論。

・スタンスは不安定に感じるまで狭く。
・テークバックでは、ねじる意識を捨て、身体ごと右を向く。
・クラブは回すのではなく、上から下に落とす。
・腕を常に胸の前でキープする「飛ぶドアスイング」。
・インパクトの瞬間に手を止めるとヘッドが走る……etc

ゴルフの常識を変えるスイングドリル14+レッスン3。

◎弥永式レッスンでの飛距離アップの事例
<30代男性>254ヤードから「28ヤードup!」で282ヤードに。
<40代男性>242ヤードから「66ヤードup!」で308ヤードに。
<30代男性>262ヤードから「42ヤードup!」で304ヤードに。
<60代男性>212ヤードから「73ヤードup!」で285ヤードに。
<70代男性>214ヤードから「47ヤードup!」で261ヤードに。
<80代男性>235ヤードから「24ヤードup!」で259ヤードに。
1,430円(税込)
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不安を自信に変える授業
世界的アスリートが教える
「不安」を生きる力に変え
最高の人生を手に入れる授業

私たちは誰もが、不安を抱えながら生きている。
そして誰もが、不安を無視したり、克服したり、
過去に追いやろうとしたりする。

しかし、それでなにか、良くなっただろうか?

この素朴な疑問を出発点として、
「不安」という、あらゆる人間の感情のなかで
最も誤解された感情について、
その正体を探り、避けられてきた疑問への
答えを出そうと書かれたのが、本書である。

かつて12年もの間、世界最高の
エクストリームスキープレーヤーとして
活躍した著者は、不安という感情を誰よりも
よく知り、また悩まされてきたひとりだ。

その著者が、あるとき心と身体に
破綻をきたし、禅と出会ってたどり着いた真実とは、
不安に対する反応の仕方が
そもそも間違っていたということだった。

本書は、著者のアスリートとしての経験と、
15年以上におよぶマインドセット・
ファシリテーターとしてのノウハウをもとに、
喜びや愛、感謝といった感情と同様、
私たちが不安という感情と幸せに共存して
いくことを可能にするために執筆された、
世界で初めての「不安の授業」である。

◎目次

Part.1 問題を明らかにする
第1章 思考に支配される私たち
第2章 不安の正体を知る
第3章 なぜ不安から逃げてはいけないか
Part.2 古い考え方を捨てる
第4章 あなたの変化を阻むものの正体
第5章 変わるために必要なこと
Part.3 シフト――不安を自信に変える技術
第6章 新しい考え方を手に入れるには
第7章 身体の“声”に耳を傾ける
第8章 不安の“声”に耳を傾ける
Part.4 不安とともに生きる
第9章 不安を尊重する
第10章 不安は究極のモチベーター
第11章 怒りを自信に変える
第12章 最高の人生を手に入れるには
1,760円(税込)
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服を味方にすれば仕事はうまくいく ネイビージャケットからはじめる働く女性のファッションルール
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□■   ネイビージャケットからはじめる働く女性のファッションルール  □■
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「実力に見合った評価をされない」「クライアントから信頼されない」
「部下にナメられる」「親しいを持たれにくい」
「男社会の中で浮いている」「女子扱いされる」
――それ、服のせいかもしれません


「服を変えたら、昇進した!」「仕事がやりやすくなった!
綿密な調査と実験に基づいた、ホンモノのビジネスファッションのルールをお伝えします。

服えらびはビジネススキル
□上司や部下、取引先に信頼される服装は?
□対人関係が重要な仕事の場合、どんな服装をすればいい?
□協調性や統率力をアピールできるのは、どんな服?
□商談やプレゼンがうまくいくコーディネイトは?
□職種や役職にふさわしい服装をするには?


∥CONTENS∥

CHAPTER1 失敗のルール
――ビジネスで失敗する服を着てしまう8つの理由

CHAPTER2 ジャケットのルール
――なぜジャケットを着るべきか? 5つの事実
――成功のためのカラー別ジャケット・コーディネイトのルール
――ジャケット・コーディネイト 失敗のルール

CHAPTER3 スーツのルール
――ビジネスにふさわしい5つのスーツ
――成功するビジネススーツ 目的別コーディネイトのルール
――成功するビジネススーツ ショッピングのルール

CHAPTER4 ワンピースのルール
――ワンピースを着るべきではない理由と例外
――ビジネスで許容されるワンピースのルール

CHAPTER5 その他のルール

CHAPTER6 シーン別ルール
――成功のためのビジネス社交着のルール
――カジュアルドレスコードの罠
――採用面接のルール

CHAPTER7 職業別ルール
――専門職のファッションルール

巻末付録 ビジネスファッションダイアリー

*原書 『NEW WOMEN’S DRESS FOR SUCCESS』John T. Molloy
1,650円(税込)
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新版 書きだすことから始めよう
反響続々で待望の復刊!
  この本の目的は、あなたの本当の夢を見つけ、かなえることです。

 毎朝ワクワクする気持ちで目を覚まし、一日を始めるのが待ちきれない。ときには緊張したりすることもあるけれど、今が楽しくてたまらない。
 あなたはそんな人生を送っているでしょうか? もし違うなら、どうすればそういう人生を送ることができるでしょう? あなたにとって、いちばん大切な夢は何ですか?
 たとえ、ひかえめな夢でも、途方もない夢でも、現実的な夢でも、今のところは、あなた自身の夢を心から大切に思い、真剣に考えてもらいたいのです。
 夢は、人生になくてはならないもの。本当に大切な夢は、あなたという存在の核になっています。自分は誰なのか、どんな人になれるのかといったことを教えてくれる、とても貴重な情報です。
 だからこそ、誰でも夢を持つことができるし、夢を持つべきなのです。

 理想の人生を築くのに、呪文なんていらないし、自分に催眠術をかける必要もありません。人格形成プログラムもいらないし、歯磨き粉を変える必要だってありません。
 紙と鉛筆と想像力、そして家族と友人の助けがあれば、無理せずとも何もかもがうまくいくシステムをつくることができるのです。
 そのためには、まず自分のほしいものをはっきりさせましょう。
 この本の前半では、簡単で楽しいエクササイズを通して、自分の夢を再発見することになります。それから後半では、本当に好きなことから、具体的な目標を作り、それを必ず実現する方法を学ぶことができます。

 自分にとっていちばん大切な夢を追い求めるのは、「非現実的」なことでも、「無責任」なことでもありません。それは、油田を掘りあてるのと同じです。あなたもこの本のエクササイズを通じて、エネルギーの源を見つけだし、その力で本当に望むものを手に入れましょう。
1,540円(税込)
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図解とマンガでわかる プロジェクトを成功させる技術[ハンディ版]
※本書は2013年に小社より刊行した『図解とマンガでわかるリーダーになったら最初に読む プロジェクトを成功させる技術!』を判型を改め再編集したものです。

「これ以上ない分かりやすさ」と大好評!
16万部超えのベストセラー図解ムックが、書籍サイズ(A5)になって再登場

こんな方にオススメ→
□初めてチームを任された人
□リーダーを育成する立場の人
□ベテランマネジャーの復習にも

「どこから始めて、いつ、何をやればいいか」が見えてくる
プロジェクトマネジメント最良の入門書

仕事にそのまま使えるワークシート8種テンプレート付!
各章のマンガでさらによくわかる!

プロジェクトマネジメントというと、何百もの人を動かす大規模な仕事を想像されるかもしれませんが、そんなことはありません。
プロジェクトとは、簡単にいってしまえば、「これまでにやったことのないことを期限までにやりきり、目的を達成する取り組み」です。私達の仕事のほとんどは「期限」が設けられていますし、「目的」のない仕事もないでしょう。また仕事にかぎらず、身近な例でいえば、資格試験や旅行などもプロジェクトといえます。つまり、私たちはみな「プロジェクト」に関わっているのです。

この本の目的は、初めてチームを任された人や、いずれリーダーの立場になる人に、任されたプロジェクトを成功させるために役立つスキルとマインドをお伝えすることです。そして本書の最大の特徴は、人と協力して成果を生みだす体系的な方法論である「プロジェクトマネジメント」の考えをベースにしている点です。プロジェクトマネジャー、またプロジェクトコンサルタントでもある筆者の経験と知見を織り交ぜて、わかりにくいとされるプロジェクトマネジメントのスキルを、平易な言葉に翻訳しながらお伝えしていきます。

人は突然リーダーになります。本書を手にとられたあなたも、オンライン書店でこの文章を読まれているあなたも、もしかしたら同じような状況にいるのかもしれません。そんな皆さんにはこの本を読んで、「デキるかも!」と思っていただきたい。あとは実践しながら、繰り返し読み返すうちに、さらに新しい発見があるはずです。みなさんがチームリーダーとして、プロジェクトを次々に成功させていくことを祈ってやみません。
(まえがきの一部を要約・改変)
1,540円(税込)
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話し方で 損する人 得する人
話し方ひとつで、人生は得もするし、損もする。
どうせなら、「得する話し方」をしたほうがいいと思いませんか?

「損する人」と「得する人」の違いは、ちょっとしたことです。
本書では、各項目で「損」「得」2つの話し方を紹介しています。
きっとみなさん、ほとんど「得する話し方」ができていると思います。
でも、今一度おさらいしてみてください。
よかれと思ってやっていたこと、ダメだなと思いつつ言ってしまっていること、きっといくつか「損する話し方」にも思い当たることがあるはずです。
そのいくつかの「損する話し方」を「得する話し方」に変えるだけで、こじれていた人間関係が改善されたり、あたらしい出会いが広がったりするのです。

ベストセラー著者であり、話し方のプロである五百田達成氏渾身の話し方の決定版、登場です。

◎あなたはどっち?得する話し方/損する話し方
×損 「よくあることだよ」で片付ける
◯得 「一緒に考えよう」と自分も悩む

×損 内輪ネタ・下ネタで盛り上がる
◯得 天気や食のネタで話を拡げる

×損 「忙しい」が口グセ
◯得 「おもしろそう」が口グセ

×損 「毒舌家」気取りで悪口を言う
◯得 「いいところ」を探してほめる

◎こんな人におすすめです。
□人間関係のトラブルに巻き込まれがち
□会話が途切れると「何か話さなきゃ」と焦る
□もっと飲み会などに誘われたい
□職場などで人のウワサ話をよくする
□家庭での会話が少なくなってきた

◎大調査!本当に好感度の高い話し方は?
本書では、実際にその話し方が相手にどれだけ「好印象」を与える(得)か、「悪印象」を与える(損)か、について、アンケート調査を実施し、その結果も掲載しました。
意外に好印象な話し方は? やっぱり悪印象な話し方は? ぜひ参考にしてみてください。
1,540円(税込)
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超訳 カーネギー 人を動かす
人間関係の黄金律として80年を超えて読み継がれ、全世界で1000万部以上が売れている傑作を超訳しました。忙しい人でもすぐに読めて、公私にわたり役に立ち、人生が劇的に変わる本です。

本書の中から、人を動かすための3つの基本を紹介しましょう。

1 相手の意見を尊重する

 もし相手に「あなたは間違っている」と単刀直入に言ったら、相手はあなたに賛同したくなるだろうか?
 とんでもない。
相手は自尊心を傷つけられるので反論したくなる。あなたがどんなに名論卓説を並べようと、相手は自分の信念を曲げようとしない。なぜなら、相手は論理の生き物ではなく感情の生き物だからだ。


2 相手の意欲を高める最善の方法

 実業家のチャールズ・シュワッブが大成功を収めた理由は、人との接し方を心得ていたからである。彼が明かした成功の秘訣は、紙に書いて額縁に入れ、全国の家庭、学校、職場に飾っておくべきだ。それを実行すれば、あなたの人生は大きく変わる。
「相手の長所を引き出す唯一の方法は、褒めて励ますことである。上司や教師や親が小言を言うと、相手はやる気をなくしてしまう。がんばりたくなるきっかけを相手に与えることが大切だ。だから私は絶対に小言を言わないし、他人のあら探しもしない。何かが気に入ったら、惜しみなく褒めるようにしている」


3 人を変える魔法の力

 人を変えることについて話をしよう。もし私たちが相手の秘められた才能に気づかせることができれば、人を変えるよりもはるかに大きな成果があがる。文字どおり人を変身させることができるからだ。
 これはけっして大げさな表現ではない。ハーバード大学の教授を務めた偉大な心理学者ウィリアム・ジェームズの名言を紹介しよう。
「私たちは本来あるべき状態と比べると、半分しか目覚めていない。人間はふだん使っていない多種多様な力を秘めているが、自分の限界よりもずっと狭い範囲で生きている」
 まさにそのとおりだ。あなたはふだん使っていない多種多様な力を秘めている。そのひとつが、人を褒めて奮い立たせ、自分の可能性に気づかせる魔法の力だ。
 反感を抱かせずに人を変えるために、どんなにわずかな進歩でも、心を込めて惜しみなく人を褒めよう。相手は気分をよくして、より一層の努力をするに違いない。
1,870円(税込)
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