損得より先に善悪を考えよう: 倉本長治商訓五十抄
商業界の創始者・倉本長治による、商売人の心構えを説いた名文集。
「店は客のためにある」
「一人ひとりのお客様に、真摯に向き合う」
本書は、時代や業種を超えて共通する、“仕事の原点”を教えてくれる。
冒頭の「商売十訓」には、その原点が凝縮されており、すべての商売・仕事人にとっての必読文である。
仕事がうまくいかないとき、また、軌道に乗り始めてきたときにも、自分自身に喝を入れるために手元に置いておきたい一冊。
(※本書は2004/2/17に発売し、2021/1/1に電子化をいたしました)
倉本 初夫(くらもと・はつお)(1923年5月29日-2013年12月15日)
(株)商業界二代目主幹。1944年東京大学文学部卒業。一貫して真商人道の普及と商業の社会的地位の向上を提唱。商業界および商業界ゼミナールの創始者・倉本長治の後を継いで、商業界ゼミナールをはじめ各種の講演と執筆に従事。二世経営者の育成グループであるスパークル主催。主な著書に『倉本長治 昭和の石田梅岩と言われた男』『商人という生き方 愛のある商いと明日への精神』『日々のことば 決断のためのヒント』『商売十訓 21世紀を目ざす「商人の心」』。