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社会・時事の書籍一覧

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使える哲学
発売日: 2015/12/17
EPUBリフロー
西洋の哲学書を読んでいると、わかりにくいところにぶつかる。
翻訳によって無理やりつくられた哲学用語が難解なせいもあるが、西洋人の思考の根本的なところが、日本人には腑に落ちないのではないか。
では、それはいったい何なのか? 
著者が気づいたのは、西洋人の思考には「向こう側」の世界というものが存在するということだった。

「向こう側」というと「あの世」とか「神の存在する世界」とか思うかもしれないが、そうではない。
西洋人の思考では、われわれの五感に感じる世界は「こちら側」で、こちらからは見えない、感じられない「向こう側」の世界というものがあるらしいのだ。
その「向こう側」は日本人の考える「あの世」ではなく、「この世」に属する。そして神のいる世界につながっているのである。
「向こう側」にはわれわれには感じられないが、「こちら側」の世界の根拠になるようなものが存在している。そう考える西洋人は「向こう側」を探求し、目に見えない、感じられない物質の存在を発見し、近代科学を興隆させた。

しかし、そのように近代科学を発展させるのに貢献したのは西洋哲学の中でもイギリスの哲学だった。明治以来日本で重んじられてきた、カントやヘーゲル、フッサールなどのドイツ哲学は「向こう側」を否定し「こちら側」だけで教養を磨けば精神の高みに到達できると説き、近代科学に貢献しないばかりか、人々をいたずらに観念に迷わせることになったのだった。

では「向こう側」をどのようにすれば知ることができるのだろう?
著者によれば「向こう側」を知る方法には「直感・超越」「にじり寄り」「マーカー総ざらい」といった方法ものがある。
たとえばビル・ゲイツがソフトウェアとハードウェアを分けることを思いついたのは「直観」であり、グーグルの創業者の発想は「マーカー総ざらい」となる。
「向こう側」へのアプローチは近代科学を興隆させたが、現代でもビジネスの現場でイノベーションが起こることに貢献しているのだ。

また「向こう側」の根拠を考えるようにすれば、生きている意味や仕事をしている意味を実感できるようになっていく。ただしそれには個々の「自分」が生きている意味や働く意味ではなく、人間の根拠であり自分の従事している業種の根拠を考えることだ。

哲学が真理を教えるものだというのもドイツ哲学の悪い影響である。哲学というのはただ、哲学者が人を説得しようとしている話を聞く(読む)というだけで、別に真理を教えているわけではない。もしそこに自分にとって役立つ考え方があったら、それを利用すればよいだけなのだ。

本書は、哲学を「学ぶ」のでも「信じる」のでもなく「使う」ことを読者に勧めるためのものだ。ビジネスパーソンでも医師でも、教師でも学生でも主婦でも、それぞれの場所で「向こう側」を探求して、イノベーションを起こしていっていただきたい。
1,650円(税込)
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ビッグクエスチョンズ 倫理
発売日: 2015/3/20
EPUBリフロー
『ビッグクエスチョンズ』は、人類の歴史を通して、
探究心旺盛な人々を悩ませてきた科学や哲学の大疑問に対し、
一流の専門家が回答するシリーズです。
「親しみやすく簡潔に」という編集方針により、その分野を概観しつつ、
最新の知見を身につけることができます。


倫理(ethics)が扱うような正しいことと間違っていること(right or wrong)に関する問題は
人々や企業の行動の規範として近年ますますその重要性を増しており、
倫理について私たち一人一人がどのように考えるかは、
いまや避けては通れない問題であると言えます。

世界19カ国で刊行されたロングセラー『100の思考実験:あなたはどこまで考えられるか』
(紀伊國屋書店、2012)で知られる哲学者のジュリアン・バジーニは、
現代において倫理が抱える問題を、20のシンプルな問いにまとめています。
バジーニは、それらの問いに対してどのように答え得るかを最初に検討した上で、
それらの問いが私たちにとってどのような意味を持つのか、そしてそれらが
私たちの人生における選択にどのように影響しているのかについて、
様々な知見の紹介を交えつつ、平易な言葉遣いで考察していきます。

本書で問われている問いには次のようなものがあります。
「テロは正当化できるのか?」
「弱者の救済は必要なことか?」
「セックスは道徳的なことか?」
「どうして差別してはいけないのか?」
「自由市場は公正(フェア)か?」
「責任を持つとはどういうことか?」
「正しい戦争はあるか?」

本書は徹底的に読みやすさを重視し、専門的な記述は可能な限り避けて作られています。
したがって読者は、本書の説明を理解するために難解な専門用語を
あらかじめ知っておく必要はありません。

必要なのは、「当たり前だ」と思っている自らの価値観を一度疑ってみること。
するとそこに多種多様な考えるべき問題が姿を現し、世界は謎に満ちた存在として
あなたの前に立ち現れてくるでしょう。
そのとき、正しいことと間違っていること(right or wrong)を巡る目眩く探求の旅は、すでに始まっているのです。
2,310円(税込)
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心がつながるのが怖い 愛と自己防衛
発売日: 2017/9/14
EPUBリフロー
前著『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』がベストセラーとなったデンマークの心理セラピスト、イルセ・サンの第二弾

心の奥底では愛情に満ちた関係を築きたいのに、
相手から遠ざかるような言動をとる人がいます。

関係が壊れて傷つくことを恐れるあまり、
最初から関係が深まらないようにしてしまうのです。

著者はそれを「自己防衛の戦略」と呼びます。
幼い頃に、親から十分に愛情を受けなかったことが原因で自己防衛の戦略は生まれます。
自分の感情と距離を置き、他者と距離を置くのが自己防衛の目的です。

大人になって心が強くなり、
もう自己防衛は不要になっているのに自動的に戦略が作動し、
自分の感情を感じず、他者と離れようとしてしまうのです。

著者は自己防衛の戦略について、豊富な事例とともに丁寧に解説します。
そして、自分の本当の感情に気づき、自分を受け入れ、他者を受け入れても大丈夫だと
読者に語りかけていきます。

人間関係に悩む人にとって、心が軽くなる一冊になるはずです。
1,540円(税込)
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超訳 鴎外の知恵
発売日: 2013/2/28
EPUBリフロー
本書は、明治の文豪・森鴎外の箴言集を、現代文のカリスマ講師と知られる出口汪が超訳したものである。鴎外は軍人、文学者として最高の地位を得た。だが、鴎外は決して順風満帆な人生を送ったのではなかった。体制派であると同時に、反体制的な発言を繰り返した。恋愛と結婚、そして、離婚を経験した。個人と家、個人と国家との問題に苦しみ、嫁姑問題でも煩悶した。鴎外は何度も何度も挫折し、苦汁をなめた。しかし、そのたびに強靱な意志力でそれを乗り越えていったのだ。
1,870円(税込)
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3・11後の世界の心の守り方
発売日: 2011/8/15
EPUBリフロー
事故という未曾有の、まさに国難をうけて、多くの識者が、インターネットで、新聞雑誌で、テレビで、そして、書籍で、さまざまな立場、観点から語っています。
そんななかで、今もっとも注目される異色の青年僧侶、小池龍之介さんは説きます。
「今回の大地震、大津波、そして、原発事故──このたいへん痛ましい事態に、もし、救いを見出すことができるとしたら、これを、私たちがこれまで幸福だと思い込んできたものが、じつはそうではなかった、ということに気づき、ほんとうの幸福、すなわち、<心が安らいでいられること>へと、私たちの価値観を転換させていくチャンスとすることができるのではないかということです」
わたしたち一人ひとりが、その苦しみから脱していくための第一章、わたしたちのなかに思いがけず芽生えた他人に対するやさしさを「慈悲」の心に育てる方法を説く第二章、そして、これを「そもそもわたしたちの幸福とは何だったのか」と考え直す機会とするための第三章まで、厳しくも愛に溢れた著者の言葉に、きっと明日を開く勇気と実践的視点が得られることでしょう。
1,100円(税込)
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人生がうまくいく 哲学的思考術
発売日: 2017/2/24
EPUBリフロー
著者・白取春彦は、哲学書についてこう語る。


私は、哲学書を思考と人生経験の芸術だと思っている。
論理の正確さだの思考体系だの真理の探究ではないと思っている。
人生について考えることは、
重要度において論理のような人工的なものをはるかに越えた事柄ではないだろうか。
もし、人の生き方を論理と効率性で割り切って考えてしまうのならば、
結局のところは経済的損得勘定になってしまうだろう。
そんな味気ない虚無主義的な人生を、私個人は人生と呼びたくない。


著者は古今東西の多くの哲学書から学んだ生き方のヒントを紹介するのにとどまらず、
読者に向かって熱く呼びかけ、励ます。


この一回限りの人生を本当に生ききりたいのなら、
自分主義でいかなければならない。自分が自分のルールを決め、自分がその責任をとるのだ。



人生になんらかの物差しをあてて測定して人生の結果とするのはあまりにも小さすぎはしないか。
それよりも、何が起きてもひるまず、たじろがず、むしろ不敵な笑みを浮かべて取り組む生き方のほうが人間としても高貴ではないだろうか。


読む人は誰でも、自分の人生を肯定し、前に進む勇気が得られるに違いない。
1,540円(税込)
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いま哲学に何ができるのか?
発売日: 2016/8/10
EPUBリフロー
第1章「政策論争は不毛か?」では、すぐれた議論を行う方法を示すための事例として政策論争を取り上げる。ここで示された方法は、ほかの章でも頻繁に使うことになる。
 続く6つの章は、今日の社会でもっとも強大な力といえる、科学、宗教、資本主義をテーマに取り上げる。それぞれについて、関連する哲学的思考のツールを使って批判的に検討していく。ここでの「批判的」というのは、否定的な批判とか、論駁するという意味ではなく、その価値と限界をていねいに評価するという意味だ。
 第2章「科学の取扱説明書」では、科学的主張を評価するときに重要となる、論理的原則に着目する。第3章「科学の限界」では、科学者が関心を寄せる哲学的な問題を取り上げ、そうした問題を論証するにあたり、哲学の知見を用いない場合に生じる問題を紹介する。
 第4章「科学にもとづく無神論」では、さらに高度な哲学的省察に移り、宗教哲学の中心となる論点「神の存在を信じることは理にかなっているか」について、かなりくわしく論じる。ここでは、ある哲学的見解に対するくわしい分析や批評の方法を見ていくことになる。
 第5章「宗教的不可知論」は、宗教的信念は合理的であるという見解を展開し、それを擁護する作業に移る。この章でわたしは自分の見解を述べるが、その目的は、哲学論争の内容を例示するために必要となる哲学的ツールを提供することである。この点はとくに強調しておきたい。
 第6章「幸福、仕事、資本主義」と第7章「資本主義社会における教育」では、幸福の本質、仕事の価値、資本主義の道徳性、教育の目的について論じる。とても難しく思えるテーマかもしれない。ここでの議論では、先ほどあげたテーマがお互いに関連するものであり、すべてを結びつけることでよりよいくらしに必要な見取り図が描けることを示していく。
 続く2つの章は方向性をがらりと変える。どちらの章も、具体的な社会問題に対して、哲学がどのように貢献できるかを示すものだ。第8章「アートの価値とは?」では現代アートの価値を、第9章「人工妊娠中絶は殺人か?」では堕胎の道徳性を取り上げる。この2つの章を読めば、学術的哲学者たちが交わす議論とはどのようなものか、哲学者の専門的知識が、社会問題を議論するなんらかの助けになるかがわかるだろう。
 最後の第10章「哲学にできること」は、哲学の歴史上重要な節目について考え、哲学的思考全体を概観する。そして、20世紀のアメリカ人哲学者ウィリアム・セラーズが提唱した自明な世界像(日常的な客体の世界)と科学的世界像(分子と原子の世界)の区別を用いることで、現代思想における哲学の役割を明確にする。(「序文」より)
2,750円(税込)
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何が戦争を止めるのか
発売日: 2016/9/10
EPUBリフロー
「今、世界は戦争に向かいつつあります。
私は本書のはじめに、あえてそうはっきりお伝えしようと思います。」
(「はじめに」より)

戦争に対する立場には、大きく分けて2種類の立場が存在します。
一つは、「国家は互いに協調すべき」と考える〈リベラリズム〉。
もう一つは、「国際社会はパワーゲームだ」と考える〈リアリズム〉。
この対立する2つの立場のいずれもが、戦争それ自体を望まないにもかかわらず、
残念ながら戦争を止めることはできないと、著者は指摘します。

では、何が戦争を止めるのか。
現場(海上自衛隊部隊指揮官)と研究(東京財団研究員・制作プロデューサー)の
両方を知り尽くした著者の提言「日本だからこそできること」には、
戦争のない世界を実現するために、これから日本が向かうべき方向が示されています。

●目次
第1章 世界中で「理想の崩壊」が起こっている
第2章 リベラリズムとその限界
第3章 リアリズムとその限界
第4章 柔らかいリアリズムへ
第5章 理想論抜きで戦争を止める方法
1,430円(税込)
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The Economist 世界統計年鑑2018
発売日: 2017/11/11
EPUB固定
30年近くの歴史を誇る伝統と信頼の統計年鑑に、
待望の日本語版が登場。

「Pocket World in Figures」は、1991年に英「エコノミスト」誌が第1版を発行して以降、
毎年データのアップデートと収録項目の見直しを経て発行され続け、
「世界を動かすデータブック」として各国のビジネスパーソンから絶大な支持を得てきた。
その最新版にあたる第27版を日本語に翻訳した本書は、同シリーズ初の邦訳版となる。
世界最高峰の知性が厳選する最重要統計データの数々が、本書には収録されている。

地理、経済、ビジネス、政治、社会、健康、文化……
多種多様な側面から200項目以上のランキングを収録。

・世界で最も人口成長率の高い都市=タイのサムットプラカーン
・2007-15年に世界で最も第三次産業産出額が減少した国=ギリシャ
・世界で最もビッグマック指数が高い国=スイス
・世界で最も一人当たり対外援助を多く受け取っている国=シリア
・世界で最も研究開発費の対GDP比率が高い国=イスラエル
・世界で最も教育支出の対GDP比率が高い国=デンマーク
・世界で最も生活費が高い国=シンガポール
・世界で最もテロ発生件数が多い国=イラク
・世界で最も糖尿病罹患率が高い国=モーリシャス
・世界で最も食糧不足に陥っている国=ハイチ
・世界で最も報道の自由度が低い国=エリトリア

世界各国との比較から見えてくる、
日本の強みと弱み、立ち位置とは?

・70歳以上人口割合でモナコに次いで世界第2位
・世界で最も人口が多い都市は東京、次いでインドのデリー
・仙台は都市人口の減少率で世界ワースト2位
・地方人口減少率は世界一
・外貨準備高は中国に次いで世界第2位
・企業活動の活発度は世界ワースト2位
・政府債務額の対GDP比は世界ワースト1位
・生活費は世界第3位
・道路網の混雑率は圧倒的に世界一
・1人当り音楽販売額は世界第2位

+++本書の構成+++

第1部 世界ランキング
地理、経済、ビジネス、政治、社会、健康、文化といった様々な側面から
200以上の項目について世界各国をランク付け。180ヵ国以上をカバー。

第2部 各国要覧
世界の主要な64の経済国とユーロ圏・全世界について詳細な統計を一覧化。
1,870円(税込)
0件
これだけは理解しておきたいボランティアの基礎
発売日: 2021/3/29
EPUB固定
■ボランティアってそもそもなんだ
ボランティアという言葉を一度も聞いたことがないという人はほとんどいないかと思います。しかし、ボランティアに対し「困っている人を助けてあげる」「社会のために何かをする」「お金をもらわずにお手伝いする」というような漠然としたイメージを持っているだけで、正しく説明できる人はあまりいません。

ボランティアで欠かすことのできない重要なポイントのひとつは、「やってみたい! 」という、あなた自身の「自発性」と「主体性」を大切にしているということだと思っています。
「やってみたいをやってみる! 」ことこそがボランティアのスタートともいえます。

本書ではボランティアとはなんだ?といった基本から、ボランティアのはじめかた、活動を行う上でのポイントといった、これだけは理解しておきたいというボランティアの基礎的な内容をなるべく端的に、かつ事例も交えながらわかりやすくまとめたボランティアの入門書としておすすめしたい一冊です。

■本書は特に こんな方におすすめです
・ボランティアに取り組みたいと思っている学生
(就職活動に生かしたいと思っている学生も参考にしてください)
・地域などでボランティアに参加しようと考えているみなさん
・なにか新しいことはじめようかな・・・と思っているみなさん
・すでにボランティアとして活動しているが、改めて振り返りをしたいみなさん

※本書ではあえて章を細かく設定し、読みたいところから読み進められるようにしています。
※すでにボランティアとして活動に取り組まれているみなさんも、ふと思い返しながら読めるようにお手元に一冊おいておくことをおすすめします。
(※本書は2021/03/29に日本橋出版株式会社より刊行された書籍を電子化したものです。)
1,320円(税込)
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